人気 大岡昇平・中村光夫・三島由紀夫らによる、幻の文芸雑誌 『聲』全10巻完品 三島由紀夫

65年の歳月を感じさせない美品

『聲』全10巻
戦後、洋書の輸入を再開した丸善は、欧米文学に追いつくためにも、日本の新しい文学が必要だと考えていた。☆三島由紀夫『美徳のよろめき』講談社S32年初版帯元パラ付;*“よろめき"という流行語を生み、大きな話題をよんだ作品。そんな時、大岡昇平や中村光夫、三島由紀夫など気鋭の作家たちが新時代の雑誌をつくりたがっているという噂が流れ込んでくる。☆三島由紀夫『絹と明察』講談社-39年初班-帯函付。丸善は、彼らが書きたいものを自由に書ける雑誌の刊行を、全額資金を負担して支援することに決めた。異装版!!署名サイン入!! 『反貞女大学』 三島由紀夫 検:川端康成/谷崎潤一郎/太宰治/芥川龍之介/夏目漱石/志賀直哉/大岡昇平/森鴎外/初版。1958年に創刊した『聲』は、口語体で書くのが一般的になっていた時代に、あえて文語体で執筆されたのが特徴で、アバンギャルドと評された。全巻初版!!『豊饒の海』三島由紀夫最後の作品!! 検:夏目漱石/川端康成/谷崎潤一郎/太宰治/芥川龍之介/菊池寛/安部公房/三島由紀夫/森鴎外。丸善の資金援助が続かなかったため、わずか二年半で休刊を迎えたが、のべ約九十名の「戦後派」と呼ばれた作家が、理想とする文学者像を求め、気骨・気概をもって作品を発表した。昭和24年初版!! 三島由紀夫『仮面の告白』河出書房 検:夏目漱石/川端康成/谷崎潤一郎/太宰治/芥川龍之介/芥川龍之介/森鴎外/原稿/サイン。『聲』に掲載された作品のなかには読売文学賞を獲った福田恆存（つねあり）「私の国語教室」、三島由紀夫「鏡子の家」、澁澤龍彦のマルキ・ド・サド論など、後世まで読みつがれているものもある。【帯LP】なつかしの文士劇(TY7001-02東芝音工WLP見本2枚組/三島由紀夫/石原慎太郎/横山隆一/曾野綾子/石川達三/福田蘭堂/有吉佐和子)。