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数量は多 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本 短歌、俳句

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数量は多 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本 短歌、俳句

古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像1 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像2 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像3 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像4 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像5 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像6 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像7 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像8 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像9 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像10
26.7×18㎝

【題箋】
  『栄雅抄此?壱?序在 古今和歌秘註 序一』
  『栄雅抄序下續    古今和歌秘註 序二』

【内容】『註』は「仮名序」を84に分け、それぞれに解説を加えている。Gc-199/短歌朝日 2001年 9・10月号 大特集 アニミズムを超える 前登志夫は現代文明を撃つか 朝日新聞社/L1/61211。下の 01 28 等は、それぞれに、私に付した番号である。Gc-203/太郎と花子 12号 2010年3月30日発行 編者/松川洋子 エッセイ 弱兵物語 出口明彦 読んでみました現代歌人/L1/61213。
*****************************************************
序一
 【内題】古今和歌集秘註
 序一
    序1丁
    本文
     01やまとうたはひとの心をたねとして 1丁裏
            ↑
            ↓
     28あるは花をそふとてたよりなき所に 61丁裏~62丁裏
*****************************************************
序二
      29しかあるのみにあらす 2丁表
            ↑
            ↓
      84人丸なくなりにたれと哥の事 57丁表~59丁裏
      
    追加
     01春きぬと人はいへともうくひすのなかぬかきりはあらしとそ思ふ 60丁表
     ↑
           ↓
                                                                                                              16立田川もみち葉なかる  63丁裏
    
【因みに】「追加」「14植しうへは秋なきときや」63裏の歌は
 『伊勢物語 51段』
 『古今和歌集 秋歌下』のもので、原形は
 植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん花こそ散らめ根さへ枯れめや
          ~「『へ』←→『ゑ』。Gc-120/短歌朝日 2001年 7・8月号 創刊4周年記念大特集 斉藤史 日本の詩歌の底力としての短歌 朝日新聞社/L1/61211。仮名遣いの指摘?」~
********************************************************************
【参考】『古今和歌集 仮名序』の本文と、「提出本」にでてくる「仮名序」の解説部分(全84項目)を比較しながら、その所在を提出本の丁数で示した。Gc-188/短歌朝日 1999年 11・12月号 大特集 晩年にこそ上達あり これでいいのか実作法 扇畑忠雄 加藤克巳 近藤とし子/L1/61211。参考にされたい。隨筆 砂石 署名箋付/斎藤茂吉/新聲閣。「仮名序の本文」ネットで借用したものなので、「提出本」の本文とは違うことをご了承ください。正木浩一句集/正木浩一/深夜叢書社。
                (若干の間違いはご容赦を!)

古今和歌集仮名序                    
                        ~ 一 ~

01 01裏 やまとうたは、人のこゝろをたねとして、

02 03表 よろづのことのはとぞなれりける。哥誹百人撰  石雲亭海寿撰 嘉永四(1851)写。よの中にあるひとことわざしげきものなれば、心におもふ事を、みるものきくものにつけていひいだせるなり。雑誌 鶴 209冊(H124)。

03 05表 はなになくうぐひす、みづにすむかはづのこゑをきけば、いきとしいけるものいづれかうたをよまざりける。Gc-209/ヤママユ 編者/前登志夫 第31号 2010年12月18日発行 前登志夫創刊 批判特集 評論 山繭の会/L1/61213。

04 06裏 ちからをもいれずしてあめつちをうごかし、めに見えぬおにかみをもあはれとおもはせ、をとこをむなのなかをもやはらげ、たけきものゝふのこゝろをもなぐさむるはうたなり。Gc-205/ヤママユ 編者/前登志夫 第18号 2005年3月24日発行 草餅 林怪集 緑金集 碧玉集 前登志夫歌集 山繭の会/L1/61213。

05 08裏 このうた、あめつちのひらけはじまりける(時)よりいできにけり。藤田湘子書簡。

06 10裏 しかあれども、よにつたはれることは、ひさかたのあめにしては、したてるひめにはじまり、

07 15裏 あらがねのつちにしては、すさのをのみことよりぞおこりける。装飾楽句 塚本邦雄歌集/塚本邦雄/作品社。

08 16裏 ちはやぶるかみよには、うたのもじもさだまらず、すなほにして、ことのこゝろわきがたかりけらし。未来工房豆本『句弄藻創録』 島村桂一 装画 坂東壮一 特装限定版120部 署名・句・落款入り 昭和57 美本 多摩豆本。

09 22表 人のよとなりて、すさのをのみことよりぞ、みそもじあまりひともじはよみける。【ARS書店】詩歌『はしばみ」』~札幌夏草句集~・編集:榛谷(はんがい)美枝子合同句集・平成3年~15年・12冊。

10 33表 かくてぞはなをめで、

11 33表 とりをうらやみ、

12 33表 かすみをあはれび、

13 33裏 つゆをかなしぶ

14 33裏 こゝろことばおほく、さまになりにける。死者の書/岩片仁次/胡球儀の会。とほきところもいでたつあしもとよりはじまりて年月をわたり、たかき山もふもとのちりひぢよりなりて、あまぐもたなびくまでおひのぼれるごとくに、このうたもかくのごとくなるべし。ふらんす堂文庫 テーマ別句集シリーズ 内14冊/三橋敏雄 他/ふらんす堂。

15 35裏 なにはづのうたは、みかどのおほむはじめなり。学校前 (平成俳句選集 2-1) 牧羊社 富沢 葦生。

16 38表 あさかやまのことばゝうねめのたはぶれよりよみて、

17 40表 このふたうたは歌のちゝはゝのやうにてぞ、(て)ならふ人のはじめにもしける。歩道【処女歌集、茂吉序文】佐藤佐太郎、昭和十五年初版。

18 42表 そも歌のさまむつなり。Gc-207/ヤママユ 編者/前登志夫 第27号 2009年5月31日発行 山繭の会 森島峰子歌集 生命の木 松岡裕子歌集 神の遊び/L1/61213。からのうたにもかくぞあるべき。森田峠全句集/森田峠/ふらんす堂。 
19 44表 そのむくさのひとつにはそへ歌。H09-044 新選排句大観 シミあり。汚れあり。表紙汚れ 劣化あり。。

20 44裏 おほさゝきのみかどをそへたてまつれるうた なにはづにさくやこのはなふゆごもりいまははるべとさくやこのはなといへるなるべし。Gc-121/短歌朝日 2001年 5・6月号 大特集 岡井隆という謎 21世紀を生きる短歌 福島奏樹 朝日新聞社 /L1/61211。

21 46表 ふたつにはかぞへうた さくはなに思ひつくみのあぢきなさみにいたづきのいるもしらずてといへるなるべし。『定本 五島美代子全歌集』●五島茂編●短歌新聞社●昭和58年発行●全620P●検)歌人/俳句/文学/暖流。

22 47裏 みつにはなずらへうた きみにけさあしたのしものおきていなばこひしきごとにきえやわたらむ+といへるなるべし。Gc-198/短歌朝日 1997年 9・10月号 大特集 現代短歌は闘ったか 小暮政次 長沢美津 盛岡貞香 朝日新聞社/L1/61211。

23 50裏 よつにはたとへうた わがこひはよむともつきじありそうみのはまのまさごはよみつくすともといへるなるべし。○◎4576 青彌幕 高柳重信著 深夜叢書社 毛筆署名・句入。

24 53裏 いつゝにはたゞことうた いつはりのなきよなりせばいかばかり人のことのはうれしからましといへるなるべし。サラダ記念日 署名入/俵万智/河出書房新社。

25 55裏 むつにはいはひうた このとのはむべもとみけりさきくさのみつばよつばにとのづくりせりといへるなるべし。Gc-185/短歌朝日 3・4月号 2001年 大特集 21世紀に西行を考える 歌人とはどう生きるか 朝日新聞社/L1/61213。

26 59裏 いまのよの中、いろにつき人のこゝろはなになりにけるより、あだなるうたはかなきことのみいでくれば、いろごのみのいへにむもれぎの人しれぬことゝなりて、まめなるところにははなすすきほにいだすべき事にもあらずなりにたり。【ARS書店】詩歌【松尾芭蕉】27冊『芭蕉の恋句』『芭蕉その旅と俳諧』『芭蕉.その生涯と芸術』『芭蕉の世界』『芭蕉鑑賞』/道の形而上学。そのはじめをおもへばかゝるべく〔も〕なむあらぬ。藤田湘子全句集/藤田湘子【著】,鷹俳句会【編】。

27 61裏 いにしへのよゝのみかど、春のはなのあした、あきの月のよごとにさぶらふ人をめして、ことにつけつゝ歌をたてまつらしめたまふ。『雨宮雅子作品集』●本阿弥書店●1996年発行●全356P●直筆署名入り●検)現代女流歌人鶴の夜明けぬ悲神雅歌秘法熱月。

28 61裏 あるははなをそふとてたよりなきところにまどひ、あるは月をおもふとて、しるべなきやみにたどれるこゝろをみたまひて、さかしおろかなりとしろしめしけむ。帆を張る父のやうに 松平盟子歌集 初版/松平盟子/書肆季節社。

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                        ~ 二 ~

29 02表 しかあるのみにあらず、さゞれいしにたとへ、

30 02裏 つくばやまにかけてきみをねがひ、

31 04表 よろこびみにすぎ、たのしびこゝろにあまり、

32 04表 ふじのけぶりによそへて人をこひ、

33 04表 まつむしのねにともをしのび、

34 04裏 たかさごすみのえのまつもあひおひのやうにおぼえ、

35 06表 をとこやまのむかしをおもひいでゝ、

36 06表 をみなへしのひとゝきをくねるにも歌をいひてぞなぐさめける。Gc-210/ヤママユ 編者/前登志夫 第29号 2010年2月13日発行 十島敏夫歌集 森本昌歌集 評論 山繭の会/L1/61213。

37 08表 又春のあしたにはなのちるをみ、

38 08裏 あきのゆふぐれにこのはのおつるをきゝ、

39 08裏 あるはとしごとに、かゞみのかげにみゆるゆきとなみとをなげき、

40 09表 くさのつゆみづのあわをみて、わがみをおどろき、

41 09表 あるはきのふはさかえおごりて、〔今日は〕ときをうしなひよにわび、

42 09裏 したしかりしもうとくなり、

43 09裏 あるはまつ山のなみをかけ、

44 10裏 野なかの(し)みづをくみ、

45 10裏 あきはぎのしたばをながめ、

46 11表 あか月のしぎのはねがきをかぞへ、

47 11裏 あるはくれたけのうきふしを人にいひ、

48 11裏 よしのがはをひきてよの中をうらみきつるに、

49 12表 いまはふじのやまもけぶりたゝずなり、ながらのはしもつくるなりときく人は、うたにのみぞこゝろをばなぐさめける。句集 少年 再版 直筆句献呈署名入・直筆葉書付/金子兜太/風発行所。

50 16裏 いにしへよりかくつたはれるうちにも、ならのおほむ時よりぞひろまりにける。句集 手毬唄/吉村毬子/文學の森。

51 18表 かのおほむよや、うたのこゝろをしろしめしたりけむ。Gc-211/ヤママユ 編者/前登志夫 第19号 2005年8月20日発行 みすまる 前登志夫 批判特集 中満重明歌集 透過光 山繭の会/L1/61213。かの御時に、おほきみ(み)つのくらゐ、かきのもとの人まろなむうたのひじりなりける。【即決・送料込み】金藏山 服部三郎 歌集。

52 20裏 これはきみも人もみをあはせたりといふなるべし。Gc-181/短歌朝日 9・10月号 2002年 大特集 与謝野晶子 闘う主婦歌人 田辺聖子 特別エッセイ朝日新聞社/L1/61213。

53 21裏 あきのゆふべたつたがはにながるゝもみぢをば、みかどの御めににしきとみたまひ、春のあしたよしの山のさくらは、人まろが心には雲かとのみなむおぼえける。Gc-208/ヤママユ 編者/前登志夫 第30号 2010年7月17日発行 前登志夫歌集 野生の聲 うたの実在、死の非在 山繭の会/L1/61213。

54 24表 又山のへのあか人といふ人ありけり〔と〕。遙かなる鈴鹿: 歌集 開成出版(千代田区) 村田邦夫。うたにあやしうたへなりけり。Gc-204/太郎と花子 11号 2009年3月30日発行 編者/松川洋子 読んでみました現代歌人Ⅱ 佐藤佐太郎 枕ことば/L1/61213。

55 25表 人まろはあか人がかみにたゝむことかたく、あか人はひとまろがしもにたゝむことかたくなむありける。刀葉林地獄「短歌著名入り、木版口絵入り、白蓮序詩十五頁」西川百子、大正十一年初版。 

56 30裏 この人々をおきて又すぐれたる人も、くれたけのよにきこえ、かたいとのよりにたえずぞありける。H04-062 短歌 風塵集 玉田秀雄。これよりさきの歌をあつめてなむまえふしふとなづけられたりける。I08-011 良寛歌集 渡辺秀英著 木耳社。

57 32裏 こゝにいにしへのことをも歌のこゝろをもしれる人、わづかにひとりふたりなりき。自筆肉筆歌集 星漢帖/塚本邦雄 1992年 限定20部第8番本。しかあれどこれかれえたるところえぬところたがひになむある。影印版 類題法文和歌集註解 全4冊 畑中多忠 世界聖典刊行協会 / 類題法文和歌集 歌集。 

58 32裏 かのおほむときよりこのかた、としはもゝとせあまり、よはとつぎになむなりにける。歌仙 亂々調/須賀裕 松浦寿輝/松浦寿輝発行(七月堂印刷)。

59 36表 いにしへの事をもうたをもしれる人よむ人おほからず。句集 四遠 特装本71部  毛筆句署名入半紙付/森澄雄/富士見書房。

60 36表 いまこのことをいふに、つかさくらゐたかき人をばたやすきやうなればいれず。絶版!! 三橋鷹女全集 全2巻揃 検:俳句/若山牧水/与謝野晶子/高浜虚子/原石鼎/小野蕪子/中村汀女/星野立子/橋本多佳子/高柳重信/初版。

61 36裏 そのほかにちかきよにその名きこえたる人は、すなはち、そうじやうへぜうは歌のさまはえたれども、まことすくなし。みだれ髪◆与謝野晶子、金尾種次郎、明治39年/X171。たとへばゑにかけるをむなを見ていたづらに心をうごかすがごとし。和歌六部抄 全。

62 37裏 ありはらのなりひらは、そのこゝろあまりてことばたらず。定価66000円!!全巻初版!! 森澄雄全集 全5巻揃 検:四遠/雪檪/加藤楸邨/中村草田男/山本健吉/石田波郷/松尾芭蕉/上林暁/詩経/杜甫/俳句。しぼめるはなのいろなくてにほひのこれるがごとし。H20-019 合本 俳句歳時記 新版 角川書店編 外箱に擦れ傷みあり。

63 38裏 ふんやのやすひではことばゝたくみにてそのさまみにおはず、いはゞあき人のよきゝぬをきたらむがごとし。句集 少年 初版 赤城さかえ宛署名入・書込本/金子兜太/風発行所。

64 40表 うぢやまのそうきせんはことばゝかすかにして、はじめをはりたしかならず。秋艸道人 会津八一墨蹟 全3冊 二玄社 2002年 新潟市会津八一記念館所蔵/書道 図録。いはゞあきの月をみるに、あかつきのくもにあへるがごとし。H03-014 俳文学大辞典 角川書店。

65 40表 よめるうた、おほくきこえねば、かれこれをかよはしてよくしらず。【ARS書店】『比良暮雪』『比良晴男』『北海道俳壇史』『還暦祝賀俳句大会芳名録』『比良暮雪宛原稿』句集出版序.飯田蛇笏.俳句.原稿等多数。

66 41表 をのゝこまちは、いにしへのそとほりひめのりうなり。水晶体 正木ゆう子句集/正木ゆう子/私家版。あはれなるやうにてつよからず。三橋敏雄全句集 毛筆署名入/三橋敏雄/立風書房。いはゞよきをむなのなやめるところあるにゝたり。歌集 瞼の青魚/西川好次郎/芸術教育社。つよからぬはをうなのうたなればなるべし。I08-024 尾崎行雄全集 第八巻 シミ シミ汚れあり。外箱劣化強め。。

67 43表 おほとものくろぬしは、そのさまいやし。d2087)肉筆原稿 中村 苑子なかむら そのこ、俳句 母影 昭和45年 15句 2枚 俳人。文学、短歌、。いはゞたきゞおへるやまびとのはなのかげにやすめるがごとし。昭和文学全集 41 昭和短歌集 昭和俳句集  山本健吉 月報 五味保義 木俣修 書き込み無。

68 45表 このほかの人々、そのなきこゆるのべにおふるかづらのはひゝろごり、はやしにしげきこのはのごとくにおほかれど、うたとのみおもひて、そのさましらぬなるべし。正木浩一句集 箱無シミ有/CDT。

69 45裏 かゝるにいますべらぎのあめのしたしろしめすことよつのときこゝのかへりになむなりぬる。宗訓和尚 遺稿集/矢野宗深。

70 46裏 あまねき御うつくしみのなみ〔のかげ〕やしまのほかまでながれ、ひろき御めぐみのかげ、つくばやまのふもとよりも

71 47表 しげくおはしまして、よろづのまつりごとをきこしめすいとま、もろのことをすてたまはぬあまりに、いにしへのことをもわすれじ、ふりにしことを(も)おこしたまふとて、いまもみそなはし、のちのよにもつたはれとて、

72 49表 延喜五年四月十八日に、大内記きのとものり、御書所のあづかりきのつらゆき、さきのかひのさう官おふしかうちのみつね、右衞門のふしやうみぶのたゞみねらにおほせられて、萬葉集にいらぬふるきうた、みづからのをも、たてまつらしめたまひてなむ、 

73 52表 それがなかに、むめをかざすよりはじめて、

74 52表 ほとゝぎすをきゝ、

75 52表 もみぢをゝり、

76 52裏 ゆきをみるにいたるまで、

77 52裏 又つるかめにつけてきみをおもひ、人をもいはひ、

78 53表 あきはぎなつくさをみてつまをこひ、

79 53表 あふさか山にいたりてたむけをいのり、

80 54表 あるは春夏あき冬にもいらぬくさの歌をなむ、えらばせたまひける。【ARS書店】《・月影帖・》・菊池壽恵子・遺稿・昭和十七年・発行:菊池次郎・色紙:太田水穗・217頁・非売品・和装本・本文は和紙を使用。

81 54表 すべて千うたはたまき、なづけて古今和歌集といふ。【ARS書店】【印と句と】~直筆・墨筆・句と篆刻~著者:藻岩山麓にて・山崎樵村・昭和32年・和装本/篆刻.四海静波.東橋堂図書印.自作書物。

82 55表かくこのたびあつめえらばれて、山したみづのたえず、はまのまさごのかずおほくつもりぬれば、いまはあすかゞはのせになるうらみもきこえず、さゞれいしのいはほとなるよろこびのみぞあるべき。高柳重信七回忌「高柳重信を語る会」スピーチ原本。

83 56表 それまくらことば、はるのはなにほひすくなくして、むなしきなのみあきのよのながきをかこてれば、かつは人のみゝにおそり、かつはうたの心にはぢおもへど、たなびくゝものたちゐ、なくしかのおきふしは、つらゆきらが、このよにおなじくむまれて、この事のときにあへるをなむよろこびぬる。装飾楽句 署名入/塚本邦雄/作品社。

84 57表 人まろなくなりにたれど、うたのことゝどまれるかな。【ARS書店】『はなかご』『植物園にて.同級生短歌控え.昭和15年頃・北海道庁立札幌高等女学校:越田美和子・原稿用紙20頁.約60首控メモ有り。たとひときうつりことさりたのしびかなしびゆきかふとも、このうたのもじあるをや。煙、このはかなきもの 木俣修 限定136部 昭和50年。あをやぎのいとたえず、まつのはのちりうせずして、まさきのかづらながくつたはり、とりのあとひさしくとゞまれらば、うたのさまを(も)しり、ことのこゝろをえたらむ人は、おほぞらの月をみるがごとくに、いにしへをあふぎていまをこひざらめかも。カラー図説 日本大歳時記 座右版 シミあり/EEZH。
********************************************************************

追加
01 60表 春きぬと人はいへともうくひすの 
  なかぬかきりはあらしとそ思ふ

02 60表 春日のゝ若なつみにや白妙の
  袖ふりはへて人の行らん

03 60裏 駒なへていさ見にゆかんふるさとは
  雪とのみこそ花はちるらめ

04 61表 わか庵はみやこのたつみしかそすむ
  世をうち山と人はいふ也

05 61裏 おもひつゝぬれはや人の見えつらん
  夢としりせはさめさらましを

06 62表 深山には松の雪たに

07 62表 我衣手に雪はふりつゝ

08 62表 春霞たつを見すてゝ行かりは

09 62.裏 ひくらしの鳴つるなへに

10 62裏 たけがり

11 62裏 すみのえのきしによるなみ

12 63表 袖ひちてむすひし水の

13 63表 春霞たてるやいつこみよし野の

14 63裏 植しうへは秋なきときや

15 63裏 たつた川もみちみたれて

16 63裏 立田川もみち葉なかる   


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【参考】 14「植しうへは秋なきときや」

※『伊勢物語』 五一段(植ゑし植ゑば)

昔、をとこ、人の前栽に菊うゑけるに、
  植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん
  花こそ散らめ根さへ枯れめや

※『古今和歌集』 巻五 秋歌下 

 人の前裁に菊にむすびつけてうゑけるうた 在原業平  
268  植ゑし植ゑば  秋なき時や  咲かざらむ  
  花こそ散らめ  根さへ枯れめや
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【刊期等】不明
早稲田大学蔵本解説に依れば、この本は『古今栄雅抄 序 巻第1-20 飛鳥井雅俊 [著]』の『序』の部分二冊のようである。【ARS書店】『葦牙』~あしかび~・24年分・1980年~約170冊・小樽・葦牙俳句会・発行人:正部家一夫・600号・700号・750号:記念特集・。両者を比較すると、確かに「序二」は「いにしへのよゝのみかど」で始まっているが、全巻の趣は少し違うようである。水戸―句集 (本阿弥新俳句叢書) 本阿弥書店 今瀬剛一。

※全体的に、経年によるくすみ、汚れあり。初版 友よ私が死んだからとて―長沢延子遺稿集 (1983年)。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、多数あり。球體感覺 初版 直筆句署名入/加藤郁乎/俳句評論社。
※梱包材の再利用に努めています。大正俳人句鑑(第1輯) 国華社 編 大正11年 104p ☆戦前 俳句 資料 本 句合 B22yn。ご理解下さい。◆エジプト詩篇 加藤郁乎(署名落款入)限定150部の72番 池田満寿夫銅版画2葉入(サイン・エディション入) 昭和56年立風書房。

 

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